ペナン日本人学校(マレーシア) 2010.3.5
【団長来校】 〜校長室だより3月5日付より引用
団長?それはどこの団長? 名前は?と子供たちは思ったかもしれません。
芸名は団長、「一里塚華劇団」というロックグループの団長が
本校を訪問してくれました。
ロックグループが来校?いや違います。団長だけ一人で来校です。
歌を披露してくれたの?いや違います。読み聞かせをしてくれました・・・。
芸名「団長」さんはエンターテイーナーです。
ロックグループのギターリスト兼ボーカルという音楽業界だけでなく、
俳優、ラジオやテレビでのホスト役、講演会など多彩な活躍をしている人ですが、
最も注目したいことは「本のソムリエ」です。
年間1000冊を超える読書量があり図書への造詣が深いことで、
「読書普及協会」からこの名をいただいています。
またご自分のこれまでの生涯を描いた「夢は見つかる!必ず叶う!」
という著書も著しています。
今回も世界を巡る傍らペナン日本人学校に立ち寄ってもらって講演、
そして本の読み聞かせをしてもらいました。
中学生の頃、長髪、サングラス、帽子といったロックスタイルが大嫌いだった
という団長さん、そのロックスタイルそのものでBGMにのって
手を振りながら登場しました。
どうしてロックが嫌いな若者がロック歌手になったのか、
夢は持つべきなのか、○○になりたいという夢はそれにあてはまる職業が
なければ自分で作ればよいのだなど、
奇想天外な団長の人生からユニークな講演を中学生にむけてしてくれました。
小学部にはたった一杯の水の話題から子供たちの発言を引き出して
くれました。そして「本のソムリエ」らしく本の読み聞かせをしてくれました。
低学年(1年から3年)には『ケバケバ』、高学年(4年から6年)には
『ラチとライオン』という珍しいタイトルの本、
しかも優しさと勇気が湧いてくるような内容の本を聞かせてくれました。
本校にも「夢は見つかる!必ず叶う!」の本を寄贈していただきました。
図書室に並べてもらいます。
団長さん、遠く日本からお越しいただき楽しいひとときを
本当にありがとうございました。
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